フォーマル子供服専門店KAJIN店長、株式会社KAJIN代表取締役社長の林志英のご紹介
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林 志英(ハヤシ シエ)
一青窈 「ハナミズキ」
貧しい国の子供のスポンサーとなる。 貧しい国で小学校を建てる。
中国上海復旦大学日本語学科卒
大分大学大学院経済学研究科修士課程修了
東証一部上場企業にて、国際物流業務に携わる
OL時代インターネットビジネスの可能性を感じ、2001年創業。
憧れだった子供用のドレスを米国などから仕入れ、販売を開始。
当初は、子育てと仕事の傍らの「週末起業」でスタート、
アパレル業界にも、EC業界にも、「知識なし」、「人脈なし」、「お金なし」、「時間なし」の「4なし」の異業種からのゼロスタートだった。
「4なし」の上に、お客様とのやりとりするための日本語や、海外取引先とのビジネス英語も完璧ではない、いわゆる「言語障害」もあった。
あるのは大きな夢、フォーマル服への「情熱」、日本のフォーマル市場を自分が変えていくという「強い意志」だった。
2003年自分の夢にかけて脱サラ決意。
お金がないため、1円で合資会社を設立。経験もコネもないから、ビジネスを軌道に乗せるまで2年かかった。ここまで成長できたのは、仕事への情熱、家族の支え、スタッフたちの力とお客様からの応援があったから。
ジャパニーズドリームをつかんだいま、助けてくれた日本の皆様に恩返ししたく、様々な活動に取り組んでいる。
2004年専門ガイドによる総合情報サイト「All About Japan」主催「スーパーおすすめオンラインショップ2004」受賞
2009年日本商工会議所女性連合会 第8回女性起業家大賞奨励賞受賞
2010年日本オンラインショッピング大賞奨励賞受賞
子供の頃からの憧れだったフォーマルドレスを、私が初めて着ることができたのは24歳になってからでした。現在、私には二人の娘がいますが、いまの子供たちには、小さい時から華やかな思い出を作ってもらいたいという願いがあります。子供たちが、“お姫様”、“王子様”になる夢の実現をお手伝いします。フォーマル子供服を、もっともっと身近なものに感じてもらいたい。そのために、フォーマル先進国の欧米を中心に世界中から素敵な子供フォーマル服を集め、日本に紹介することに情熱を注いでいます。
世界一熱いそしてチャーミングな女性経営者を目指します!!
将来の夢:
いろんな国を渡り歩き、いろんな人と触れ合っていく。
貧しい国の子供のスポンサーとなる。 貧しい国で小学校を作る。
所属団体:
財団法人日本電子商取引事業振興財団
http://www.j-fec.or.jp/(財団認証企業コード104058)
OSMC (オンラインショップマスターズクラブ)
http://www.osmc.ne.jp/
日本フォーマル協会
http://www.jafa-formal.jp/
東京商工会議所
http://www.tokyo-cci.or.jp/
東京米山友愛ロータリークラブ
http://yoneyamaui.jp/
一般社団法人日本バングラデシュ協会
http://www.jbatd.org/index.shtml
店長林自らが綴る、KAJIN誕生の秘密と今後のKAJINについて
↓にて特別公開しちゃいます♪
こんな私でも少しでも前向きに生きる勇気を皆さんに与えられるのなら…
と思い切って赤裸々に告白しちゃいます。
それでは、今日もあなたの心に華が咲きますように…
┏━━━━━━━━━━━━┓
┃ 脱サラ組です(涙) ┃
┗━━━━━━━━━━━━┛
私はいわゆる「脱サラ組」です。正確にいうと「脱OL」というべきでしょうか。
KAJINを設立する前には普通に会社勤めをして、
バリバリの「総合職女性」でした。
もちろん普通に結婚をし、子供も2人設けました。
子供二人を育てながらも、職場に復帰でき、一部上場企業で男性社員並みの
給料をもらえたのは、本当に恵まれていました。
自分もこのままずっと働き続ければ、不安もないし。
もともと負けず嫌いな性格。
育児と仕事の両立には、特に大変さは感じませんでした。
でも・・・・・
┏━━━━━━━━┓
┃女性は独立すべき┃
┗━━━━━━━━┛
自分の力で独立独歩生きていく、そんな道を進みたかったんです。
大学で経営学を学んでいましたので、「社長になりたい」という夢は捨て切れませんでした。
そこで思いついたのが無限の可能性があるインターネットビジネスの起業。
早速、ホームページを作成しようとパソコンの前に座りました・・・。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃こまった!ホームページが作れない!┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
私にはホームページ作成の知識もなく、画像アップや処理などのスキル
もありませんでした。なんて無謀な!
そこでパソコンに詳しい夫の登場です(無理やりお願い)
私が手書きでコツコツ書いた原稿を、夫がサイト化し
また私が手書きでコツコツ…その繰り返し。
そのときの夫に本当に感謝、感謝。
そして・・・・
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ついにオープン!…なのに全然売れない!!┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
次女が10か月になる2001年。
「アジア雑貨・衣料品のお店KAJIN」がオープン。
でも
アジア雑貨と子供服の販売をしていたんですが、
なんだかいま一つ方針がはっきりしないし、商品もかなりマイナーで
案の定、開店当時は【閑古鳥】が鳴いていました。
・・・・・・・・全然売れない。
まずはお金の不安が真っ先によぎりました。
自分が大見得きって始めた手前泣き言も言えないし。
これは起業に失敗したんじゃ・・・・・・・・。
自分から始めた手前、自分から止めるわけにはいかず
不安と格闘しつづける日々が続きました。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃キッズドレスとの出会い。最後の賭け┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
家事、育児、総合職の仕事、お金の不安、と自分への情けなさで
『もう駄目・・・』と何度も思いました。夫への言い訳も考えてました。
そんな時、一通のお客様から便りが私のメールボックスに届きました。
【本格的な子供のドレスを探していて、やっとここで見つかりました。感謝。】
えっ!確かにデータを見ると、ドレスが売れている。その足で
近くの衣料品店に行っても、大きなスーパーへ行っても、ほとんど品揃え
していなかったり、サイズがなかったりしていました。
『これだ!!』と感じました!!
元来よりこれだ!と思ったら突っ走る林です。(危ないです)
コンセプトがないからいけないと考え、思い切って商品を絞り込ました。
名前も「フォーマル子供服専門店KAJIN」に変更。
そして・・・
┏━━━━━━━━━┓
┃さようなら上場企業┃
┗━━━━━━━━━┛
昼間は正社員として働き、帰宅後二人の子供を食べさせ、寝かせたあと
夜はパソコンに向かって、深夜まで受発注業務やお客さまとのメールの
やりとりをしました。
毎日寝る時間は4〜5時間しかなかったのですが、大好きな仕事なので
まったく苦になりませんでした。売上も順調に推移し、独立の目途が
立ちましたので、一部上場企業の総合職としての地位を捨ててネットに専念しました。
退職前に深夜しかできなかったネットショップ運営の仕事が
一日中好きなだけできるようになり、とても嬉しくなりました。
がむしゃらに楽しく働きました。
そして、1年後の2004年のある日
突然「受賞おめでとうございます」のメールが流れてきたのです。
よく見てみると、専門ガイドによる総合情報サイト「All About Japan」の
「スーパーおすすめオンラインショップ2004」のキッズベビージャンルに
選ばれたのではありませんか。
日本の子供フォーマルジャンルにおけるリーダー的存在が評価されたようです。
本当に嬉しかったです。
そこを皮切りに、KAJINは飛躍的に発展しました。
いまはもうすっかり夫から巣立ちでき、スタッフにも恵まれました。
またお客様からもいつもたくさん嬉しい便りをいただき、働き甲斐を感じる毎日です。
そんなある日・・・。
┏━━━━━━━━━━━━━━┓
┃病気で亡くなられた少女のこと┃
┗━━━━━━━━━━━━━━┛
先日当店のドレスを着た女の子が病気で亡くなられたことをそのお母様から聞きました。
一番気に入ったKAJINのドレスを着せて送り出せたことで感謝されました。
思わず泣けてしまいました。
趣味でスタートしたこのお店もこんなにも人の幸せ、人の暮らしにつながっているのだなと
有り難く思いました。
フォーマル子供服専門店KAJINで得た金銭的と精神的財産をいつか社会に還元するぞ!と誓いました。
KAJINは「華人」で、お客様にも自分にも「華」を咲かせたい気持ちから付けた名前です。
あなたにも、あなただけの華が咲き誇るよう、微力ながらお手伝いします。
前回メルマガでご紹介しましたとおり、私がこのネットショップを
立ち上げ時は下の子がまだ0歳で、上の子もまだ保育園児。
とても仕入先の開拓に外や、まして海外まで出かけられる状況ではありませんでした。
仕入先の開拓はもっぱらパソコンに頼っていました。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃(涙)最初の仕入先からお断りのメール・・・・┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
インターネットで娘のお洋服を買ったところがドレスも扱っていましたので
まずはそのドレスを仕入れてきて販売していました。
実際お会いしたことはありませんが、その方は日本人で、奥様はフィリピンの
ご出身で、フィリピンからドレスを仕入れて販売していたようです。
その方のおかげで私もしばらく仕入れに苦労せずドレスを販売していました。
販売価格がだいたい2000円台で、主にベビー向けの小さいサイズのドレスでした。
単価が安いせいか、割と楽に販売ができていました。
しかし、ある日突然
「事情によりドレスの取り扱いを中止します」
との旨のメールが届きました。
ええ、何で・・・・???
安すぎて儲からないから?
それとも奥様と離婚されたから?(笑)
それとも私に卸したくなくなったから・・・?
いろいろ憶測しても、何も始まらないので、また一から出直しに(涙)・・・・
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃飛び立て!アメリカのeBayで新しい世界へ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
フィリピンドレスの取引先に断れた後もアジアを中心に
ドレスの仕入先を開拓しようとしていましたが
インターネット環境が遅れているせいか
その後、ネットではこれといった情報が入手できませんでした。
2002年の初めごろなので、eコマースが世界をリードして
盛んにやっているところといえば、アメリカのeBayしかありません。
eBayに入って子供ドレスのカテゴリーで見てみたところ
そこにはいままでの自分が見たこともない素敵なドレスがたくさん並んでいました!!
目の前が新しい世界が広がったような感じで
これこそ私がこれから販売したいドレスだと直感しました。
それから毎日何時間もeBayを見入っていました。
どのような出品者がどのようなドレスを扱っているか
どれぐらい売れているのか、自分なりに調査しました。
その中でよく売れて、しかもまじめにやっていそうなところ数社に
取引したい旨のメールを送りました。
メールはもちろん英文ですが、英語はそれほど自信があるわけではありません。
でも翻訳ソフトがあるので、ある程度の文書は作れます。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃アメリカンドリームを実現された方との出会い┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
運良く送ったメールに対し、数社から返事が来て取引に至っていました。
その中の一社は中国系の方でした。
中国本土からアメリカに渡って、まさに
「アメリカンドリーム」を実現された方です。
ご本人は小児麻痺で身体障害があり
また英文もはっきりって私より下手?(笑)
でもご自宅でビジネスできるこのネット販売に目覚め
またうまくスタッフを使うことで、言葉や体のハンディを克服して
eBayで大成功を収めています。
子供ドレスだけで・・・・
数年後、私はその方のロサンゼルスのご自宅を訪問する機会がありましたが
プール付きの豪邸。。。。その成功ぶりを見て、私も大いに刺激を受けました。
私もこのeビジネスで成功したいと強く思ったきっかけとなりました。
次回はインド系の取引先の開拓話をします。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃話はいきなりLAからスタートしちゃいます┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
2006年の春、私はロスの友人宅にいました。
翌日隣の町、サンディエゴに私が一人で行くべきかどうか
について議論が繰り返されていました。
私が一人で取引先宅に泊まりにいくべきかどうか。
しかも会ったこともない人のお宅に。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃女の一人旅inアメリカへの友人の助言┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
その取引先とは2年ぐらいの付き合いがありましたが
すべてメールでのやりとりだけでした。
一度だけ国際電話でお話したことはありますが、お会いしたことはありません。
ロスの友人はあなたがアメリカに来ている以上、自分が安全面での責任があり
見知らぬ人の個人宅に女性一人で泊まらせるわけには行かない、という見解。
なにせ物騒な世の中、しかもここはアメリカなのですから。
もっともです・・・
異国だし、会ったこともない人だし、相手がどういう人間なのか
当然私も絶対大丈夫だとは言いがたい。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃私が築き上げた信頼関係!思い切って飛び込むことに┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
でも2年間ビジネス面では順調に付き合ってきました。
電話でも優しそうで、大らかな人でした。
お子さまはいらっしゃらないが、奥様はいるようです。
私がアメリカに行くと聞くと、ぜひ泊まりにきてと親切に誘ってくれました。
いままでビジネスで築いてきた信頼関係にかけて、私は一人の旅を決行。
友人を何とか説得して、あえて行くことにしました。
もう大人ですから、何かあったら責任は自分で取りますよと(笑)
実際現地に行って、会ってみると、アメリカにいる
インド系の方であることが分かりました。
とても朗らかな方でした。
私の倍以上はある大きい体で私を抱きしめ(笑)
「あなたは私の初めての日本の取引先ですよ!」と言ってくれました。
私はその方と会ってすぐ不安がすっとんで、感激と興奮に変りました。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃アメリカにインド系の親戚が出来ちゃった♪┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
彼と奥様二人は親切にサンディエゴの観光にも連れて行ってくれて
また空いているゲストルームをここはあなたの部屋
いつでも家族で泊まりに来てと言ってくれました。
アメリカに親戚が出来たような気分で、本当に会ってよかったと思いました。
相手の顔が見えないネットの世界、もちろん様々な事件が起きていますが
自分の世界を広げて、世界中の人々と出会えるのも
インターネットならではの出来事です。
最近驚いたのは、skype(パソコンでかけられるIP電話)から直接
「取引したい」という海外からのオファーが入ったことです。
インターネットは本当に便利なビジネスツールになっていますね。
私も上に出てくるサンディエゴの取引とは、アメリカの卸しサイトで検索して
取引したいとのメールを出したのがきっかけで、仕事が始まったわけです。
最近職業病なのか、どこへ行っても、かならず子供服売り場を見ます。
そして気に入ったお洋服がありましたら、そのお洋服に取り付けられているタグを確認し
それを作っているメーカー名が書いてあれば、取引したい旨の打診をするようにしています。
KAJINが急速な発展を遂げられたのも、このような地味な取引先開拓の行動が実った結果
と実感しています。
虎穴に入らずんば虎子を得ず…ちょっと大げさ?(笑)
ということで、仕入先開拓の第二弾はいかがでしたでしょうか?
このように開拓してきた仕入先から、今日もまた素敵なドレスが届いています(^^)